受験直前期のやってはいけないこと3選

はじめに

こんにちは。Cognitionです。

受験の直前期は、今までに味わったことのないような緊張状態になります。特に、今まで受験勉強に真面目に取り組んでいた人ほど、それらの努力を結果に表そうとするあまり、極度の緊張をしてしまうことがあります。それは仕方ないことですが、異常な精神状態であっても、やるべきことを整理して淡々とこなさなければなりません。

今回は、受験直前期にやってはいけないことを3つ紹介します。

①他人を気にしすぎる

受験直前までは他人をあまり気にしないという人でも、受験直前になると周囲の人が気になると言うことが多々あります。SNSなどでまわりの人がどのくらいの成績を取っているのかを調べ、自分と比較して一喜一憂する人も多いです。しかし、この行為は受験直前であればあるほど意味がありません。受験まで時間があれば、他人の成績より自分が劣っていることをエネルギーにして勉強に取り組み、成績が上がることも考えられますが、受験直前期では劣等感を抱いたところでマイナスにしかなりません。受験直前期は、今持っている実力をそっくりそのまま発揮することに集中するべきです。その観点からいうと、他人の成績を見る必要は一切ありません。見たくなってしまう気持ちも十分に理解できますが、そこは我慢して情報を遮断しましょう。SNSを消したり、スマホの電源を落としたりすることもおすすめです。

②勉強時間を極端に増やす

ここで言う極端にというのは、普段の生活リズムを崩すレベルで勉強時間を増やすという意味です。前述の通り、受験直前期は実力をそっくりそのまま発揮することが重要なのです。そこで生活リズムを崩してしまったら、パフォーマンスを低下させかねません。受験の直前期であっても、普段通りの生活をして、普段通りのスケジュールで勉強をするように心がけましょう。

③時間を計らない

特に判定があまりよくなかった人は、受験直前期に過去問を解くのは勇気が要ります。もし時間を計って受験本番通りのスケジュールで過去問を解き、思うように得点できなかったら、自信を無くしてしまうかもしれません。そこで、受験直前期に過去問や問題演習を時間無制限でゆっくりと解く人を見受けますが、これはあまり良いことではありません。多くの場合、入試問題は時間との戦いがあります。時間があれば解けたということは入試においてはあまり意味がなく、時間内に解かないと評価はされません。それなのに直前期に時間無制限で解くのは、(学問の観点から言えば何ら問題ないですが)入試というゲームを攻略するのには悪手です。繰り返しになりますが、直前期は実力が急に伸びることは考えにくく、実力をそのままアウトプットすることが重要なので、本番通りに制限を設けて、実力を発揮する練習をするという意識を持って問題演習に取り組んでください。

おわりに

受験直前期は、精神的に安定せず、普段と違うことをしてしまいがちです。しかし、そんな時こそ、普段通りのことを淡々と行い、実力を発揮するための準備を整えていきましょう。

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